【離乳食中期②】10週目の献立表＆レシピ【完全保存版】

この記事を見れば、離乳食の献立に悩むことなく、簡単に冷凍ストックを作ることができます♪
今回は、離乳食中期である10週目（64～70日目)の献立表とレシピです♪

離乳食について

離乳食中期はおよそ生後7～8か月頃に始めます。

離乳食初期では、食べ物を飲み込んだり、味や舌ざわりを感じることが目的でしたが、離乳食中期からは、２回食に慣れて食事のリズムを作ったり、舌を使って食べ物を潰しながら食べることが目的になってきます♪

ですが、いきなり粒のある状態のものにすると食べなかったり、上手く飲み込むことができずむせてしまったりすることがあるため、赤ちゃんの様子を見ながら臨機応変に対応すると良いと思います♪

離乳食中期１カ月目の進め方

離乳食中期は２カ月に渡って進めていきます。

離乳食中期は離乳食初期の２カ月目と同じく、１日2回、朝と夕方に食べます。
２回目（夕食）も徐々に朝と同じ量を食べられるようにしていきます。
２回目（夕食）は新しい食材は与えず、食べ慣れているものあげます。

お粥は7倍粥で、少しずつ粒の大きさを大きくしていきます。
（離乳食の進み具合には個人差があるのであくまでも目安です♪）

離乳食中期1カ月目のおおまかな献立はこんな感じ↓

1週目→（朝）お粥小さじ7+野菜小さじ4+たんぱく質小さじ2
             （夕）お粥小さじ5～6+野菜小さじ3+たんぱく質小さじ1

2週目→（朝）お粥小さじ8～9+野菜小さじ4+たんぱく質小さじ2
            （夕）お粥小さじ7～8+野菜小さじ4+たんぱく質小さじ1
　　　　　　　　　　⇧今回はここ♪⇧

3週目→（朝）お粥小さじ10～11+野菜小さじ5+たんぱく質小さじ3
             （夕）お粥小さじ9～11+野菜小さじ5+たんぱく質小さじ2

４週目→（朝）お粥小さじ12～13+野菜小さじ6+たんぱく質小さじ3
              （夕）お粥小さじ11～12+野菜小さじ6+たんぱく質小さじ2
　　　　　　　　　

少しずつ食べる量を増やしていき、栄養を摂ることを意識していきます♪

離乳食後は、母乳の場合は好きなだけ、ミルクの場合は赤ちゃんに合わせた量を飲ませてもOKです♪

夕食はなるべく新しい食材は避け、午前中に挑戦しましょう♪
理由は、もしアレルギー反応が起きた際に、病院に駆け込めるからです。
初めての食材を食べさせるときは、なるべくかかりつけの病院・小児科が開院しているときに離乳食を与えた方が良いと思います♪
かかりつけの病院・小児科の開院日と時間を把握しておきましょう♪

10週目（離乳食中期）の進め方（3カ月目の2週目）

10週目の量は、
　　　（朝）お粥小さじ8～9+野菜小さじ4+たんぱく質小さじ2
　　　（夕）お粥小さじ7～8+野菜小さじ4+たんぱく質小さじ1です。

です。少しずつ2回食に慣れてきたかと思いますが、まだまだ慣らし期間のため、（夕）は（朝）より少し少ない量を与えます♪

主食となるお粥は7倍粥で、少し粒を残した状態のものを与えます♪

また、新しく挑戦する食材は、マカロニ、きゅうり、納豆、卵黄小さじ2までです。
※もちろん他の食材でもOKです！ただ、中期に食べられるものを選びましょう♪

10週目（離乳食中期）（64～70日目）の献立表

10週目の量は、
　　　（朝）お粥小さじ8～9+野菜小さじ4+たんぱく質小さじ2
　　　（夕）お粥小さじ7～8+野菜小さじ4+たんぱく質小さじ1です。

※ただし卵黄はアレルギーを起こしやすい食材のため、ほんの少しずつ量を増やしていきます。
新しい食材に挑戦する際は、1日に1種類までにとどめておきます♪
（※どの食材でアレルギー反応が起きたか分からなくなるため）

※赤文字は新しい食材です。
※すべて小さじです♪

曜日	主食（7倍粥）	野菜	たんぱく質
(月)朝	7+マカロニ1	トマト2+ブロッコリー2	豆腐3
夕	7	じゃがいも2+レタス2	しらす1
(火)朝	6+マカロニ2	レタス2+トマト2	豆腐2+卵黄小1/2
夕	7	ブロッコリー3+トマト1	きなこ1
(水)朝	8	きゅうり1+じゃがいも3	豆腐3
夕	7	レタス2+バナナ2	しらす1
(木)朝	6+うどん3	きゅうり2+トマト2	納豆1+きなこ1
夕	8	じゃがいも2+レタス2	しらす1
(金)朝	9	レタス2+じゃがいも2	納豆1+卵黄小1
夕	8	じゃがいも3+トマト1	しらす1
(土)朝	7+うどん4	ブロッコリー2+トマト2	卵黄小2
夕	8	ブロッコリー2+バナナ2	納豆1
(日)朝	9	きゅうり2+じゃがいも2	納豆2
夕	8	トマト2+バナナ2	しらす1

※麦茶は毎日適量与える
※病院が休みの日は新しい食材はチャレンジしない
　我が家の場合のかかりつけ病院の休診日↓
　×木曜日の午後
　×土曜日の午後
　×日曜日終日

10週目の食材がクリア出来たら、「マカロニ」「きゅうり」「納豆」「卵黄小さじ2まで」が食べられるようになったということです♪
アプリなどで離乳食の食材をチェックしている場合は、上記の4つの欄に「〇」がつけられます♪

冷凍ストック作るものリスト

10週目（離乳食中期）を進めるうえでストックするものをまとめました。

今回はお粥・マカロニ・うどん、野菜（果物）6種類、たんぱく質3種類なので、作るものは12品です♪
お好みで「昆布だし」を作成してもOKです♪
もし作るのが大変！という場合は、野菜の種類を減らしてもＯＫです♪

・お粥小さじ6×2
・お粥小さじ7×5
・お粥小さじ8×5　
・お粥小さじ9×5　　＝１日2食×7日分で525ｇほど必要ということです♪

・マカロニ小さじ1×1
・マカロニ小さじ1×1

・うどん小さじ3×1
・うどん小さじ4×1

・きゅうり小さじ1×1
・きゅうり小さじ2×2

・トマト小さじ1×2
・トマト小さじ2×5

・ブロッコリー小さじ2×3
・ブロッコリー小さじ3×1

・じゃがいも小さじ2×4
・じゃがいも小さじ3×2

・レタス小さじ2×5

・バナナ小さじ2×3

・納豆小さじ1×3
・納豆小さじ2×1

・しらす小さじ1×5

・卵黄小さじ1/2×1
・卵黄小さじ1×1
・卵黄小さじ2×1

豆腐は作り置き（冷凍）できないため、3日分買っておきます♪
また、きなこも作り置きする必要がないため、2日分用意しておきます。
※昆布だしはお好みで作成してください♪

7倍粥のレシピ

作る量は525ｇほどで良いのですが、多めに見積もって550ｇほど作ります♪
余ったお粥は、予備として一緒に冷凍しておけば、もしこぼしてしまったときに使うことができます♪

今までは炊いたご飯からお粥を作っていましたが、離乳食中期からは炊飯器を使用して、お米からお粥を炊いていきます♪

材料（５.5合炊きの炊飯器を使用）
　　　米　　　： 70ｇ
　　　水　　　：490ｍｌ

①炊飯器のお釜にお米を入れて水で研ぐ
②分量の水を入れて、炊飯器のお粥モードで炊く
③炊けたら少し蒸らす”][/ti]
④マッシャーやスプーン、すりこぎなどで軽くお粥を潰す※粒は残しておく♪
⑤フリージングトレーに小分けして粗熱が取れたら冷凍庫へ
お粥小さじ6×2
お粥小さじ7×5　
お粥小さじ8×5
お粥小さじ9×2　に小分けする♪

→食べるときは電子レンジで加熱する

7倍粥は　米と水を「1：7」で計算すると分かりやすいですよ♪

刻みマカロニのレシピ

作る量は15ｇです。
少し多めに作っておきます♪

材料
マカロニ（乾燥の状態で）：およそ10ｇ

①沸騰させた湯の中にマカロニを入れて、パッケージに記載されている茹で時間の倍茹でる
　※今回は３分のものを使ったため、６分ほど茹でました
②ザルにあげ、包丁でみじん切りにする
③フリージングトレーに小分けして粗熱が取れたら冷凍庫へ
マカロニ小さじ1×1
マカロニ小さじ2×1　に小分けする♪

→食べるときは電子レンジで加熱する

刻みうどんのレシピ

作る量は35ｇです♪

材料
うどん：40ｇ
※冷凍うどんより茹でうどんの方がオススメ！
　また食塩不使用だとさらに良いのですが、私はスーパーで一番安く売っているうどんで作っちゃいます！
　そのかわり、しっかりと塩抜きをします♪

①うどんを細かく切る
②沸騰させた湯の中にうどんを入れて、５分茹でる
③うどんをザルにあげ、水で洗い、３分くらい水に浸けておく
　※水に浸けるのは塩分を抜くためなので、食塩不使用のうどんの場合は省いてOK！
④水気を切って、フリージングトレーに小分けして粗熱が取れたら冷凍庫へ
うどん小さじ3×1
うどん小さじ4×1　に小分けする♪

→食べるときは電子レンジで加熱する

刻みきゅうりのレシピ

作る量は25ｇです。

材料
きゅうり（ヘタや皮を取り除いた状態で）：30ｇ

①きゅうりはヘタを切り落とし、ピーラーで皮をむく
②きゅうりを包丁でみじん切りにして耐熱容器に入れる
③水を小さじ1入れ、ラップをして電子レンジで600ｗ40～60秒ほど加熱する
④柔らかくなったら、フリージングトレーに小分けして粗熱が取れたら冷凍庫へ
きゅうり小さじ1×1
きゅうり小さじ2×2　に小分けする♪

→食べるときは電子レンジで加熱する

刻みトマトのレシピ

作る量は60ｇです♪

材料
トマト（皮や種を取り除いた状態で）：70ｇ

①トマトをくし切りにして、皮をむく
②スプーンを使って種を取り出す※種の周りについている、とろんとした部分も一緒にかき出す
③トマトを包丁で細かく切る
④耐熱容器にトマトを入れ、ふんわりラップをして電子レンジ600ｗ20秒加熱する
⑤フリージングトレーに小分けして粗熱が取れたら冷凍庫へ
トマト小さじ1×2
トマト小さじ2×5　に小分けする♪

→食べるときは電子レンジで加熱する

刻みブロッコリーのレシピ

作る量は45ｇです♪

材料
ブロッコリー（柔らかい上の部分）：50ｇ

①ブロッコリーの柔らかい部分と水大さじ2を耐熱容器に入れてラップをし、600ｗ2～3分ほど加熱する
②ブロッコリーを包丁でみじん切りにする
③フリージングトレーに小分けして粗熱が取れたら冷凍庫へ
ブロッコリー小さじ2×3
ブロッコリー小さじ3×1　に小分けする♪

→食べるときは電子レンジで加熱する

刻みじゃがいものレシピ

作る量は70ｇです♪

材料
じゃがいも（皮を取り除いた状態で）：70ｇ

①じゃがいもを適当な大きさに切って耐熱容器に入れる
②水を大さじ3入れて、ラップして電子レンジ600ｗ3～5分加熱する
③箸が通るくらい柔らかくなったらマッシャーかフォークで潰す
④フリージングトレーに小分けして粗熱が取れたら冷凍庫へ
じゃがいも小さじ2×4
じゃがいも小さじ3×2　に小分けする♪

→食べるときは電子レンジで加熱する

刻みレタスのレシピ

作る量は50ｇです♪

材料
レタス（柔らかい部分のみ）：50ｇ

①レタスはよく洗い、適当な大きさに切る
②沸騰させた湯の中にレタスを入れて、5分程茹でる
③柔らかくなったら、レタスを取り出し、包丁でみじん切りにする
④フリージングトレーに小分けして粗熱が取れたら冷凍庫へ
レタス小さじ2×5　に小分けする♪

→食べるときは電子レンジで加熱する
食べ慣れているお粥などに混ぜて与えると食べやすいです♪

刻みバナナのレシピ

作る量は30ｇです♪

材料
バナナ（皮をむいた状態で）：30ｇ

①ボウルにバナナを入れて、フォークで潰す
②フリージングトレーに小分けして冷凍庫へ
バナナ小さじ2×3　に小分けする♪

→食べるときは電子レンジで加熱する

刻み納豆のレシピ

作る量は25ｇです♪

材料　
納豆：25ｇ
※ひきわり納豆だとより簡単に作れます♪

①納豆を少しだけ冷凍させる※凍っているとネバネバが抑えられ細かく切りやすくなります
②半解凍くらいになった納豆を包丁で細かく切る
③沸騰させた湯の中に納豆を入れ、１分程加熱する
④納豆をザルにあげて水気を切る
⑤フリージングトレーに小分けして粗熱が取れたら冷凍庫へ
納豆小さじ1×3
納豆小さじ2×1　に小分けする♪

→食べるときは電子レンジで加熱する

刻みしらすのレシピ

作る量は25ｇです♪

材料　
しらす干し：25ｇ

①沸騰させた湯の中にしらす干しを入れ、3分程茹でる
②しらす干しをザルにあげ、包丁で細かくみじん切りにする
③フリージングトレーに小分けして粗熱が取れたら冷凍庫へ
しらす小さじ1×5　に小分けする♪

→食べるときは電子レンジで加熱する（水分が足りないときはお湯を少し足す）
とろみがほしいときは片栗粉でとろみを作るか、お粥に混ぜて与える（←私はとろみを作るのが面倒でとろみが欲しいときは何でもお粥に混ぜて与えてました）

卵黄ペーストのレシピ

材料
卵：2個
※使用するのは卵黄のみです♪

①鍋に卵をいれて、卵にかぶるくらいの多めの水を入れて火にかける
②沸騰してきたら火を弱めて、そこから20分加熱する※吹きこぼれに注意！！
③20分経ったら、卵を取り出し、殻をむく
④横半分に切り切り込みをいれて、卵黄を取り出す※卵白に接していない卵黄のみを使う
⑤フリージングトレーかラップに小分けして粗熱が取れたら冷凍庫へ
卵黄小さじ1/2×1
卵黄小さじ1×1
卵黄小さじ2×1　に小分けする♪

→食べるときは電子レンジで加熱する
食べ慣れているお粥などに混ぜて与える♪

豆腐ペーストのレシピ

※豆腐は冷凍ストックを作ることができないので食べる際に加熱します

材料　
絹ごし豆腐：食べる分のみ（1食25～30ｇほど）
※小分けになっていて、絹ごし豆腐より口当たりが滑らかな充填豆腐がオススメです♪

①深めの耐熱容器に食べる分の豆腐を入れ、豆腐に水がかぶるくらいひたひたに入れる
②ふんわりラップをかけ、電子レンジ600ｗ1～2分加熱する
③すり鉢で滑らかになるまで、すり潰す（量が少ないため、ブレンダーだと上手に回らないので手間ですがすり鉢で行いました）

→食べるときはとろみがほしいときは片栗粉でとろみを作るか、お粥に混ぜて与える

きなこのレシピ

材料
きなこ：適量

調理なし◎
お粥や野菜に混ぜて与えるだけです◎

まとめ

今回は10週目（離乳食中期）の献立とレシピをご紹介しました♪

離乳食は子どものためとはいえ、考えて→作って→与える・・・というなんとも大変で労力を使う育児の一つです汗汗

ですが、この記事を見れば、献立に悩むことなく離乳食を作ることができるので、ぜひ参考にしてみてください♪