離乳食について
離乳食初期は生後5~6か月頃に始めます。
今まで母乳やミルクでしか食事を摂っていなかった赤ちゃんが、初めて食べ物を口にします。
最初は食べ物を飲み込んだり、味や舌ざわりを感じることが目的です♪
はじめは、赤ちゃんが「何を口に入れるんだー!」とビックリしてベーっと出したり、食べなかったりすることもあると思いますが、そのうち食べるようになるので大丈夫です♪
まずは、お口まで運んであげて匂いだけでも嗅がせると良い刺激になると思います♪
離乳食初期1カ月目の進め方
離乳食初期は2カ月に渡って進めていきます。
初めの1カ月目は1日1回午前中に食べます。
(※2カ月目からは1日2回食べます。)
離乳食初期1カ月目のおおまかな献立はこんな感じ↓
1週目→お粥のみ
2週目→お粥+野菜
3週目→お粥+野菜+たんぱく質
⇧今回はここ♪
4週目→お粥+野菜+たんぱく質
栄養を摂ることが目的ではなく、飲み込むこと・食事に慣れることが目的なので、1日1回のみです。
なので、離乳食初期の段階では、母乳やミルクは好きなだけ飲ませてもOKです。
午前中に食べさせる理由は、もしアレルギー反応が起きた際に、病院に駆け込めるからです。
なので、初めての食材を食べさせるときは、なるべくかかりつけの病院・小児科が開院しているときに離乳食を与えた方が良いと思います♪
離乳食初期3週目の進め方
3週目は、お粥+野菜+たんぱく質です。
主食となるお粥は10倍粥で、なめらかなペースト状にしてから与えます♪
お粥と野菜に慣れてきたので、3週目からたんぱく質に挑戦します。
お粥小さじ3~5+野菜小さじ1+たんぱく質小さじ1で進めていきます♪
離乳食初期からOKなたんぱく質
たんぱく質にはアレルギーを起こしやすいものが多く存在します。
(卵・乳製品・魚類、また肉類でもアレルギー反応が起きる場合があります。)
そのため、たんぱく質を与え始めるときは、何から与えても良いのか不安になりますよね。
そこで離乳食初期からでも食べられるたんぱく質をまとめました↓
豆腐(絹ごし豆腐なら〇)
白身魚(タラはアレルギーを起こしやすいため、鯛やひらめなどがオススメ)
しらす干し(塩分が多く含まれているので、塩抜きしてから使用)
卵(卵白はアレルギーを起こしやすいため、卵黄のみなら〇)
豆腐は調理が簡単なため、離乳食初期のたんぱく源としてとてもお世話になりました(笑)
ただ、豆腐は冷凍保存すると水分が抜けてボソボソとした状態になってしまうので、作り置きできないというところがネックです汗
また、しらす干しは年中スーパーで買うことができるので、こちらも大活躍の食材でした♪
今まで母乳やミルク=液体を飲んでいたので、それと同じようにサラサラとしていて、粒があまりない状態にしましょう!
粒が残っている状態のものを与えると、赤ちゃんがむせてしまう可能性があります汗
離乳食初期3週目(15~21日目)の献立表
3週目はお粥(10倍粥)+野菜+たんぱく質です。
食べる量は、お粥が小さじ3~5、野菜が小さじ1、たんぱく質が小さじ1が目安です。
※ただし卵黄はアレルギーを起こしやすい食材のため、耳かき1から少しずつ量を増やしていきます。
3週目はお粥の量を少しずつ増やしていき、1種類の野菜(ほうれん草)と2種類のたんぱく質(豆腐・しらす干し)に挑戦していきます。
新しい食材に挑戦する際は、1日に1種類までにとどめておきましょう♪
(※どの食材でアレルギー反応が起きたか分からなくなるため)
※赤文字は新しい食材です。

3週目の食材がクリア出来たら、「ほうれん草」「豆腐」「しらす干し」が食べられるようになったということです♪
アプリなどで離乳食の食材をチェックしている場合は、上記の3つの欄に「〇」がつけられます♪
まだちゃんと完食できなくても、アレルギー確認ができればOKです♪
冷凍ストック作るものリスト
離乳食初期3週目を進めるうえでストックするものをまとめました。
今回はお粥と野菜2種類とたんぱく質2種類なので、作るものは5品です♪
もし作るのが大変!という場合は、野菜の種類を減らしてもOKです♪
・お粥小さじ3×3
・お粥小さじ4×3
・お粥小さじ5×1 =7日分で130gほど必要ということです♪
・人参小さじ1×3
・ほうれん草小さじ1×4
・しらす小さじ1×4
豆腐は作り置き(冷凍)できないため、3日分買っておきます♪
10倍粥のレシピ

3週目の作る量は130gほどで良いのですが、作る際にブレンダーや容器にこびりついたり、蒸発したりする可能性があるため、多めに見積もって150gほど作ります♪
余ったお粥は、予備として一緒に冷凍しておけば、もしこぼしてしまったときに使うことができます♪
材料
炊き立てのご飯:25g
水 :125ml
①耐熱容器に炊き立てのご飯と水を入れてスプーンで軽くほぐす
②ラップをして電子レンジで600w2分加熱する
③そのまま10分置いておく(※蒸らす)
④ブレンダーで粒がなくなるまで、すり潰す
⑤フリージングトレーに小分けして粗熱が取れたら冷凍庫へ
お粥小さじ3×3
お粥小さじ4×3
お粥小さじ5×1に小分けする♪
→食べるときは電子レンジで加熱する
10倍粥は炊き立てのご飯と水を「1:5」で計算すると分かりやすいですよ♪
初期はまだ食べる量が少ないので、炊き立てのご飯を使って、電子レンジで作るのがオススメです。
人参ペーストのレシピ

作る量は15gほどで良いのですが、作る際にブレンダーや容器にこびりついたり、蒸発したりする可能性があるため、多めに見積もって30gほど作ります♪
余った野菜ペーストは、予備として一緒に冷凍しておけば、もしこぼしてしまったときに使うことができます♪
また、大人のスープに入れても美味しいですよ♪
材料
人参の皮をむいた状態で30gにする
①適当な大きさに切り、耐熱容器に入れる
②人参を入れた器に水を50ml入れる
③器にラップして電子レンジ600w7分加熱する
※様子を見ながら!
④箸が通るくらい柔らかくなったら、ブレンダーですり潰す
(水気がなくてすり潰しにくかったらお湯を少しずつ足す)
※量が少ないため、すり鉢でもOKです♪
⑤フリージングトレーに小分けして粗熱が取れたら冷凍庫へ
人参小さじ1×3に小分けする♪
→食べるときは電子レンジで加熱する
ほうれん草ペーストのレシピ

作る量は20gで良いのですが、作る際にブレンダーや容器にこびりついたり、蒸発したりする可能性があるため、多めに見積もって30gほど作ります♪
余ったほうれん草ペーストは、予備として一緒に冷凍しておけば、もしこぼしてしまったときに使うことができます♪
また、大人のスープに入れても美味しいですよ♪
材料
ほうれん草の葉の部分:30g
①ほうれん草をよく洗う
②鍋にお湯を沸かしてほうれん草を入れ、2分程茹でる
③柔らかくなったら鍋からほうれん草を取り出し、水の入ったボウルにつける
④水気を切ってブレンダーですり潰す
※量が少ないため、すり鉢の方がオススメです♪
⑤フリージングトレーに小分けして粗熱が取れたら冷凍庫へ
ほうれん草小さじ1×4に小分けする♪
→食べるときは電子レンジで加熱する(水分が足りないときはお湯を少し足す)
とろみがほしいときは片栗粉でとろみを作るか、お粥に混ぜて与える
(私はとろみを作るのが面倒でとろみが欲しいときは何でもお粥に混ぜて与えてました(笑))
しらすペーストのレシピ

作る量は20g(小さじ1×4)で良いのですが、作る際にブレンダーや容器にこびりついたり、蒸発したりする可能性があるため、多めに見積もって20gほど作ります♪
余ったしらすペーストは予備として一緒に冷凍しておけば、もしこぼしてしまったときに使うことができます♪
材料
しらす干し:30g
①鍋にお湯を沸かし、しらす干しを入れて、3分程茹でる
②すり鉢で滑らかになるまで、すり潰す
※量が少ないため、ブレンダーより、すり鉢の方がオススメです♪
③フリージングトレーに小分けして粗熱が取れたら冷凍庫へ
しらす小さじ1×4に小分けする♪
→食べるときは電子レンジで加熱する(水分が足りないときはお湯を少し足す)
とろみがほしいときは片栗粉でとろみを作るか、お粥に混ぜて与える
(私はとろみを作るのが面倒でとろみが欲しいときは何でもお粥に混ぜて与えてました)
豆腐ペーストのレシピ

※豆腐は冷凍ストックを作ることができないので食べる際に加熱します
材料
絹ごし豆腐 食べる分のみ(1食5gほど)
※小分けになっていて、絹ごし豆腐より口当たりが滑らかな充填豆腐がオススメです♪
①深めの耐熱容器に食べる分の豆腐を入れ、豆腐に水がかぶるくらいひたひたに入れる
②ふんわりラップをかけ、電子レンジ600w1~2分加熱する
③すり鉢で滑らかになるまで、すり潰す
(量が少ないため、ブレンダーだと上手に回らないので手間ですがすり鉢で行いました)
→食べるとき、とろみがほしいときは片栗粉でとろみを作るか、お粥に混ぜて与える
まとめ
今回は離乳食初期の3週目の献立とレシピをご紹介しました♪
離乳食は子どものためとはいえ、考えて→作って→与える・・・というなんとも大変で労力を使う育児の一つです汗汗
ですが、この記事を見れば、献立に悩むことなく離乳食を作ることができるので、ぜひ参考にしてみてください♪
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